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高速バスを利用する前に気をつけておくべきことは
高速バスは高速道路を走るバスのことです。
このバスは昼間時間帯を走るのと深夜時間帯に走るバスがあります。
深夜時間帯に走るバスは夜行バスとも呼ばれています。
さてこの高速バスは鉄道に対抗する公共交通機関として長所と短所があります。
まず長所としては鉄道がないエリアでも自在にルート設定が可能です。
そのため行先次第では鉄道よりも区間短縮と時間短縮が可能だし、乗り換えなしで移動することができます。
この乗り換えなしが大きな長所の1つとなります。
次は運賃が安く済みます。
鉄道の場合はレールなどの地上設備は自前整備なのでとにかくお金がかかります。
だからその分が運賃になって跳ね返ります。
また車両自体もバスよりはるかにデカいので、燃費もバスよりはるかに悪いのでお金がかかります。
そのため鉄道では大量輸送でないと採算がとれず、わずか何十人の少量輸送では列車の設定が困難となります。
しかしバスは道路の地上設備は国などが負担するし、燃費も鉄道よりいいので経費が少なくて済みます。
だから何十人の少量輸送でも採算が可能だし、運賃も鉄道よりも安上がりで済みます。
その高速バスで使われる車両はいろんなのがあります。
車内は3列座席か4列座席が中心で、車内にトイレがあるのとないのとがあります。
ただいずれにしても一番注意しないとならないのは事前予約が必要です。
予約しないでいきなりバス停へ行っても乗せてもらえない場合がほとんどです。
次に注意することは車内滞在時の問題です。
バスは安上がりなのが最大の魅力ですが、あまり安さにこだわり続けると車内が窮屈でかなり心身がキツく堪えます。
こればかりは走行中でも車内を歩行できる鉄道に軍配があがります。
また多くのバスは車内にトイレがないので、トイレの心配も若干しなければなりません。
トイレがない場合のバスは途中のサービスエリアなどへ停車するので、その際に済ませるようにしなければなりません。
車内で少しでも快適に過ごせるようにしようとすれば、4列座席ではなくて運賃が高めでも3列座席でトイレ付を選ぶようにするなど工夫が必要です。
さらに注意するべきことは定時運転の問題です。
高速バスは道路を走行するので不特定多数の他の車に左右されやすく、渋滞に巻き込まれやすくなります。
特に都市部では交通量が多いし、時間帯や曜日次第で大きく変動します。
なので定時よりも20から30分くらい遅れることも日常茶飯事です。
だからバスに乗ろうとする場合はバスから降りた後の行動にかなりの余裕がなければなりません。
少なくても何時までに到着しなければならないといったスケジュールを組もうとする人には向いていません。